— 運営されているECサイトについて教えて下さい。
「KOMEHYO ONLINE STORE」ではジュエリー、時計、バッグ、衣料品、カメラ、楽器など幅広いアイテムの中古、新品を販売しています。
— 以前はLINEでどのような内容を配信されていたのでしょうか。
「セールやキャンペーン情報の配信をしていましたが、有効活用できていませんでした。他に何を配信するべきか?という課題を持つ中で『ワズアップ!』を知りました」。
—「ワズアップ!」導入の決め手は何だったのでしょうか?
「弊社の場合、中古品を取り扱っていますので、商品が1点物というケースが多く、新入荷の出品をお待ちいただいているお客様が多い傾向にあります。オンラインストアでは、新入荷の出品時間帯にアクセス数が伸びる傾向があり、新入荷の商品をお買い求めいただくお客様も多いです。したがって新入荷の商品を訴求する方法については常に探っていました。
メルマガでも新入荷の配信はしているのですが、お客様ごとのご希望のブランドとアイテムとを掛け合わせて配信する機能がありませんでした。
しかし『ワズアップ!』では、たとえばシャネルのバッグを探しているお客様に対して、ピンポイントでシャネルのバッグのみの新入荷情報をLINEで配信するようなことができる。しかも自動でです。この配信の出し分けが可能、かつすべて自動配信ということで導入を決めました」。
— 現状では、希望のアイテムとブランドを登録したお客様には該当商品のみのセグメント配信を、登録していないお客様には新入荷の中からランダムで選んだ商品についての配信を、という2種類の配信をされていますが、セグメント配信の方が成果は出ていますか?
「圧倒的に成果が違い、コンバージョン数でいうと、セグメント配信のほうが約3.5倍以上の成果が出ています。
また月によって波はありますが、全体でみると上がっています。2018年の12月はLINE経由で過去最高の売上をつくることができました。ワズアップ!はその半分以上を占めています。月額料金が5万円なので、費用対効果としては、他のツールと比較しても非常に高いです」。
↑ LINE上に表示されるアイテムとブランド名をタップするだけで簡単にお気に入り登録が完了。あとは通販サイトに商品がアップされたらすべて自動でお気に入りアイテムだけが配信される
— 客単価はどれくらいあるのですか?
「LINE経由の売上は、他のチャネルより高い傾向にあります。特にワズアップ経由の売上は高く、徐々に客単価はアップしていて、直近だと10万円以上の客単価となっています。これは欲しい商品が決まっているお客様に対して、ご要望にあった内容をピンポイントで配信できているからだと考えています。
リッチメニュー経由の売上も上がっていますが、これは『ワズアップ!』の自動配信によりLINEを開いていただく機会が増え、リッチメニューが多く押されているからではないかと思います」。
— 今後のLINE活用についてはどのようにお考えですか?
「現状でも費用対効果は感じているのでこのままでいくか、配信の頻度またはセグメントを調整して全体的な配信通数のどちらかを下げることを検討していく方向性です。プッシュ配信だけでなく、オンラインストアのLINE@アカウント内でショッピングを楽しんでいただけるか?という利便性を向上させることも重要ですので、( 通数課金対象外の )リプライを使った商品検索も並行して考えたいと思っています。
また友だち登録されたお客様は、オンラインストアよりLINEを見ていただく機会の方が多いので、たとえばセールやクーポンなどのお得な情報が定期的に更新されるページをLINEのみで見られるようにするなど、わざわざ来ていただけるようなアカウントに育てていきたいと考えています」。
KOMEHYO ONLINE STORE のアカウントと友だちになる
引用元:ECのミカタ
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