株式会社CODE SHARE 販売部 部長
名倉宏平 様
— 運営されているECサイトについて教えて下さい。
「レディース向けのアパレルサイト『fifth(フィフス)』を運営しています。アパレル商材のほか、ヴィンテージのブランドバッグ、海外アーティストの絵画作品なども販売し、会員数は現在120万人を突破しています」。
— LINEを使い始めた経緯は?
「もともと弊社ではプッシュ型の広告を重視しており、メルマガを1日3本、アプリからのプッシュ通知を1日3本配信していました。何度も検証を繰り返した結果、1日3本というやり方が圧倒的に売上につながっていたのです。
その中で、一番パフォーマンスがよかったのが2014年の秋冬シーズンで、メルマガとアプリからの売上が36%となりました。ただ翌年からは徐々に下がっていき、情報が多様化してきている中で別のツールを使う必要性を感じ、LINE@を導入した次第です」。
— 以前はLINEでどのような内容を配信されていたのでしょうか。
「セールやキャンペーン、新商品、再入荷などを全体配信していました。LINEは簡単に登録できる一方で、簡単にブロックもされてしまう。そこでどうしても売上を取りたいキャンペーンなどの時以外は、1日1本だけ流すことに決めました」。
— 「ワズアップ!」導入の決め手は何だったのでしょうか?
「メルマガやアプリからの反応が悪くなってきた頃、ちょうどLINEが通数課金になるという噂を聞き、対策法を考える中で『ワズアップ!』を見つけました。コストがリーズナブルで、実装もタグを入れるだけと簡単でしたので、まずはミニマムプランでやってみようと考えました」。
— 導入による効果はいかがでしたか?
「1日1本の能動的な配信を続けながら、加えてカート落ちの自動配信を始めたところ、それだけでサイト全体の売上の1%を獲得できました。ミニマムなコストで、これまで対策できていなかった部分に着手でき今まではなかった売上を獲得できたことに非常に満足しています。
この成果もありLINEでのアプローチによる売上の割合がかなり上がったことで、メルマガ、アプリも含めて、過去にもっとも好調だった売上比率の36%を超えることができました」。
↑ カート落ち配信は「カートに戻す配信」( 画像左 )と「カートに入れていた商品を配信」( 画像右 )するタイプの2種類が用意されているので、それぞれ時間差で配信することで高い効果を実現している
— 今後のLINE活用についてはどのようにお考えですか?
「現在の友だち数は10万人弱にのぼります。通数課金前にベストな配信方法を検討していく中で、『ワズアップ!』による自動配信のコストパフォーマンスが圧倒的に高いことを実感できましたので、今後はカート落ち以外の新着商品などの機能も追加し、LINEのプッシュについては『ワズアップ!』を主戦力としながら、弊社から能動的に1日1本配信しているものに関しては廃止することも検討しています。
ECサイト上でもキャンペーン施策をとり、友だち数を増やしていきながら、工数をかけずに、効果の高い配信を行っていきたいと考えています」。
fifth のアカウントと友だちになる
引用元:ECのミカタ
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